昨日は当委員会の第４回福福おしゃべり庭でした。

テーマは「福祉の担い手を導く為に。　～業界へ　自施設へ～」

ファシリテーターは麻生医療福祉専門学校の山下和美先生。

参加者は会場のキャパ一杯の２９名。今回はゲストとして、福祉と関係の深い福岡市議会議員の浜崎太郎さん、福祉人材を研究されている三重大学地域人材教育開発機構の特任講師佐藤綾子さんにも、ご参加いただきました。

福祉の現場で働く方、自ら事業所を経営される方、中間管理職の方、教育機関の方。様々な観点、様々な切り口から、今の現状、そして何をやるべきかを熱く！熱く！語り合いました。

その中で、離職の少ない事業所の先進的な取り組みをシェアしたり、採用の工夫のヒントを得ることができたりと、参加者にとって収穫の多い会になったと思います。

「福祉業界にいかに人を呼び寄せてくるのか」に関しては、本当に喫緊の課題です。今回の議論を受けて、当委員会でもプロジェクトチームのようなものを作り、出来ることからやってみようということを提言させていただきました。

何かを始めなければ、何も動きません。

また、呼びかけさせていただきますので、一緒に考え、一緒にアクションを起こしていきましょう！

振り返りシートにも、皆さんの危機感、そして次なるアクションへの決意が綴ってあり、私もさらに支えていかねばという思いを新たにしました。今後ともご協力をお願いいたします。

会の最後に、鳥取県で新たなチャレンジをされるために福岡を離れる委員の西嶋さんに、皆さんからの花束を贈らせていただきました。距離は離れても、引き続き福岡福祉向上委員会の委員として留まっていただきます。そして3年以内に鳥取福祉向上委員会を設立することをお願いしています（笑）鳥取でも頑張ってくださいね!(^^)!

福岡福祉向上委員会の次回は６月８日の福福セミナー。徳永弁護士に「福祉事業所における事故対策の⽣理と病理」についてお話をいただきます。福祉従事者が知っておくべき法律知識をギュッと凝縮しお届けいたします。正式な告知をお待ちください。

これからも、とにかく丁寧に。そしてゆるやかに。

この取組がじんわりと浸透していくことを願っております。

福岡福祉向上委員会　大庭欣二

2017.05