【第10回福福セミナー実施のご報告】

「QOLって、いったいなんですか?」

福祉の世界にいるものであれば、日常使う言葉である「QOL」。講師の大橋さんのお話は、穏やかな口調による問いから始まりました。

6月14日「第10回福福セミナー」のテーマは「利用者とスタッフのQOLを上げよう!〜介護付きの外出旅行サービスの試み〜」。講師は大橋日出男さん(NPO法人あすも特注旅行班 代表理事)。

一般参加者17名、委員参加6名、計23名の参加でした。

「バリアは、人にあるのでなく、社会にある。」

「人が作ったバリアなら、人の手で克服できる。」

その様々な「バリア」を様々な手法で克服し、高齢者・障がい者があたりまえのように旅やレジャーにいざなう素敵なお仕事。ご利用者の旅での笑顔のために、並々ならぬ「克服」をされていることを思い知りました。

さすがプロフェッショナル。皆さんの唸り声が聞こえてきます。

餅は餅屋。介護付き旅行は「あすも」。

多くの方がそう感じたセミナーでした。

ちなみに大橋さんの言う本日の「QOL」は、意欲、自己実現、そして越境でした。奥深いですね。

終了後の懇親会も大盛り上がり。大橋さんはひっぱりだこでした。

講師の大橋さん、ご参加いただいたみなさん、支えていただいている委員の皆さんに厚く感謝申し上げます。

では、次回イベントの予告です。

平成30年7月17日(火)第11回福福おしゃべり庭です。

テーマは「20代30代大歓迎!創ろう!自分のトリセツ!

~円滑なコミュニケーションの為に~」

ファシリテーターは原摩利香さん(産業カウンセラー)です。

詳細は後日、告知いたします。お楽しみに!

福岡福祉向上委員会は共感の場(福福おしゃべり庭・奇数月)と成長の場(福福セミナー・偶数月)を毎月交互に実施しております。

ご興味ある方はお気軽にご参加くださいませ。

これからも、とにかく丁寧に。そしてゆるやかに。

委員会の存在がじんわりと浸透していくことを願っております。そして、どこかの誰かの支えになれればと。

福岡福祉向上委員会 大庭欣二

福岡福祉向上委員会

福岡福祉向上委員会は福祉で働く方のための委員会です。 傾聴・共感・受容で福祉職を支えます!